Yongnuoレンズ一覧と今後発売予定のレンズ
Yongnuoレンズの記事がどうやら人気みたいなので現行の35mmF2と50mmF1.8、そして発売が噂されている85mmF1.8と100mmF2について書いてみようと思います。
Yongnuoは当初ストロボやラジオスレーブでカメラ業界に参入し、衝撃を与えました。
Yongnuo製 Speedlight YN560 III Canon/Nikon/Pentax/Olympus対応 フラッシュ・ストロボ YN560 II後継モデル 高出力スピードライト
- 出版社/メーカー: YONGNUO
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログ (2件) を見る
YONGNUO製 RF603CII-C3 第二世代 ワイヤレス・ラジオスレーブ 無線レリーズ キャノン用セット Canon 1D、50D、20D、30D、40D、50Dなど対応
- 出版社/メーカー: YONGNUO
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
RF603CⅡは僕もお世話になっています。総務省の技術基準適合証明(通称「技適」)が得られていないので大きな声では言えませんが、ワイヤレスでシャッターを切ったり、ストロボを発光させたりできるので大変便利です。
YN560は使ったことがありませんがこちらはキ◯ノンのコピー商品のようでガイドナンバーは申し分なしのようです。
ただTTL調光ができないのでフルマニュアルというのが使いづらいところです。
ストロボ周りの機材で知られていたYongnuoが最初に発売したレンズがYN50mmF1.8です。
YONGNUO製 AF 50mm f1.8 大口径 オートフォーカス レンズ canon 350D 450D 500D 600D 1D Mark II 1D Mark IIIなどに対応
- 出版社/メーカー: YONGNUO
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
誰もがこれを見た瞬間、キ◯ノンの撒き餌レンズEF50mmF1.8Ⅱを思い浮かべました。
実際レンズ構成図を見るとほとんど一致していました。恐らく20年経過して失効した特許を元に作っているものと思われます。
本家キ◯ノンと比較したメリットは、絞り羽根5枚→7枚、若干静粛なオートフォーカス、です。
逆にデメリットは、ブランド力(買取価格の安さ)、信頼性(ほこりが混入しやすい、壊れやすそう?)、です。
解像力や色乗り・コントラストはYongnuoが若干劣りますが正直この価格帯なので大差はありません。
価格はキヤノン用は6,000円(2016年1月25日現在)まで下がり、大変お求めやすくなりましたが、本家撒き餌レンズの中古が同価格帯で入手できることと、2015年春にEF50mmF1.8STMの新品が15,000円以内で購入できることもあってパッとしません。
しかし、ニコン用は購入しがいがあります。というのもAF-S NIKKOR 50mm F/1.8Gの新品が25,000円程度だからです。さらにYongnuoのニコン用はキヤノン用よりもあとに作られたので贅沢にも距離指標が付いています。ニコンをお使いの方には大変オススメです。
続いて発売したのが35mmF2というスペックの単焦点レンズです。
こちらもキ◯ノンのEF35mmF2という古いレンズの特許を元にしています。
YONGNUO YN35mm F2 単焦点レンズ キャノン EFマウント フルサイズ対応 広角 標準レンズ
- 出版社/メーカー: YONGNUO
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
キ◯ノンの35mmF2は生産完了していますが中古でも25,000円のものがYongnuoの新品で15,000円以下で買えるようになってしまったのは衝撃でした。
このレンズは僕も購入してレビューを以下の2記事で書いています。
購入当初は概ね満足していたのですが、TAMRON 90mm F/2.8 MACRO (Model:272E)とSIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICALを買ってからYongnuoレンズの質感や描写力に不満を持ち始めてしまいました。
特にSIGMAの24mmは同じ広角レンズということもあって35mmと一緒に持ち出すことがなくなり、最近ではほとんど使わなくなってしまいました。
そこに追い打ちを掛けたのがEF 40mm F2.8 STMの購入です。
いずれ使わなくなることが目に見えていたとはいえ、こうなったときに良い値で売れないところがYongnuoレンズの弱みです。
最近、Yonguoの新たなレンズに関する噂が飛び込んできました。
今後も特許切れレンズを多数投入するようで、あるリークサイトからの画像によると85mmと100mmの単焦点の発売を2017年3月に予定しているそうです。
画像中央奥に見えるレンズには85という数字、そして右奥に見れるレンズには100という数字が確認できます。フォーカスリング上部の黄土色の鎖線まで再現していて、そこまでやるかと思いました。
これらの焦点距離のレンズは普及価格帯とは言えなかったので単純に嬉しいニュースだと思います。
しかしEF 85mm F1.8 USMは中古で3万円なので、Yongnuoの場合は2万以下にならないと積極的に買う理由はないかなというのが僕の見解です。
100mmF2も安価で買えると嬉しいのですが、こちらは85mmと焦点距離が近い上にポートレート用途には若干長いので売上が期待できないのではという別の不安があります。
期待通りの価格であればお財布と相談しつつ85mmを買って人柱になろうかなと考えています。
今後もYongnuoの動向に注目しましょう。