Yongnuo 35mm F2を買ってみた!①|スペックや外観レビュー


こんにちは、ちびたです。
今日は新しく購入した単焦点レンズのレビューです。

 
更新しない間にこのレンズを含めて3本のレンズとストロボを購入したのですが、それはとりあえず置いておいて、日本でもレビューの少ないYongnuoのレンズを紹介します。

 

つべこべ言わず作例を見たい方はこちらをどうぞ!

phobby.hatenablog.com

 

 

Yongnuoとは?

まずはYongnuoというメーカーについて。

ヨンヌオと読みます。 2008年創業で中国の深センを拠点とするカメラ機器メーカーです。

深センといえば中国の中でも最先端の技術を持った工場がひしめき合う、デジタル機器のメッカとも言える場所です。
カメラに詳しい方であれば、Yongnuoのスピードライトの名前を見たことがあるはず。

YN560は驚きの低価格でCanonの580EXをコピーした製品です。

TTL非対応のマニュアルストロボながら基本的な性能は丸パクリです。

他にはRF603というラジオスレーブも有名です(僕も欲しい)。

こちらは2つで1セットになっており、1つはカメラに取り付け、もう1つはストロボに取り付けることにより、シャッターと同時に遠隔でストロボを発光させることが可能です。もちろんCanonのストロボも大丈夫。

また、片方をカメラ、もう片方を手持ちすることにより、リモートシャッターコントローラーにもなります。次の夏の花火大会までには手に入れてこれと三脚でゆうゆうと撮影したい…


Yongnuoの情報はひとまずここまで。

そのYongnuoが2014年、カメラレンズにも手を出しました。

満を持して発表されたのが、YN50mmF1.8。これはかの有名なEF50mmF1.8Ⅱを完コピした製品です。

唯一違う点といえば、絞り羽根が5から7枚になったくらい。

描写力はもちろん純正には劣りますが、新品でも7000円を切る低価格。当初は話題を呼んだようですが、2015年にCanonがこのレンズをリニューアルしたことにより積極的にYN50mmF1.8を選ぶ理由がなくなりました。


2015年にはEF35mmF2をコピーしたYN35mmF2を発売。同年にCanonはEF35mm F2 IS USMを発表しましたが、手ブレ補正と超音波モーターを搭載したことにより大幅値上げ。

「35mm単焦点はほしいけど、EF 35mm F2の5枚絞り羽根はいただけないなー」そう思っていた矢先、このレンズを見つけました。

 

CanonのEF 35mm F2との違い

導入が終わったのでここから比較・外観レビューです。 
まずは一番重要になるであろう、純正とどこが違うかです。下の表にまとめたのでご覧ください。

 
     EF35mmF2  YN35mmF2
対応マウント EF EF 
レンズタイプ 単焦点 単焦点
フォーカス AF/MF AF/MF
レンズ構成 5群7枚 5群7枚
絞り羽根 5枚 7枚
焦点距離 35mm 35mm
最短撮影距離 0.25m 0.25m
最大撮影倍率 0.23倍 0.23倍
開放F値 2 2
手ブレ補正 なし なし
最大径x長さ 67.4×42.5mm 73x59mm
フィルター径 52mm 52mm
重量 210g 155g
フルタイムMF なし なし 
距離指標 あり なし 
材質 プラスチック プラスチック  
新品参考価格 製造中止 14,000円  
中古参考価格 27,000円 -  
 
ほとんど間違い探しです(笑)。
仕様表だけで比較すれば、YN35mmF2は絞り羽根が5枚から7枚になり、距離指標を省き少しだけ大きく、しかし軽くなったと言えます。
これだけ聞けば悪くないように思えます。
フルタイムMFか距離指標があればかなりのコスパになっていました。
価格はなんと純正の中古の半額。
ほぼ同じスペックを持ちながら半額とは安すぎて逆に不安になってくるレベル。
調べると日本語での実写レビューはほとんどなく、英語や中国語の記事・動画ばかり。
ボコボコに叩かれているのかと思いきやそうでもなく、どれも概ね、「価格を考えると妥当か、それ以上の写り」という評価だったのでAmazonポイント2,100円分プレゼントも手伝い、自然とポチっていました。
 

YN 35mm F2が到着。気になる外観は?

th_DSC03741

届きました。中国らしい金色っぽい色を使っています。光沢はないのでどちらかというと黄土色。

th_IMG_1586

内容物はレンズとフロントキャップとリアキャップのみ。

レンズフードは付属しません。というより専用のレンズフードが存在しないのでフードを付けたい場合はねじ込み式を使う必要があります。

前玉と後玉にプラスチックのフィルムが貼ってあるので忘れないようにそっと剥がしましょう。

th_IMG_1588

キャップを開けるとこんな感じ。悪くない作りです。

つぶさに見ると軽く、いかにもプラスチックという質感なので鑑賞は遠くから眺める程度にしましょう。

僕はレンズフードがないと落ち着かないタチなので、汎用レンズフードを取り付けています。

th_DSC03740

せっかくなのでスリットの入ったライカ風レンズフードです。

これでどこまで効果があるのかは実感できていませんが、格段に見た目が良くなり、愛着が湧いてきます。

収納時に逆付けはできませんが、このタイプのフードはコンパクトなので気にはなりません。今

回、Good Productのものを購入しましたが、検索で一番ヒットするものとは違って同じ52mmのレンズキャップが取り付けられてオススメです。

 

まとめ

初回は比較と外観のレビューでした。次回は気になる実写レビューです。お見逃しなく。  

 

  Canon用は値段がこなれてきて1万円以下(2016年1月25日現在)。

 

 Nikon用は後発なので距離指標付き。デザインもゴテゴテしていてかっこいい。ずるい。

 

気になる作例は続きの記事で!

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