持ってるレンズ、欲しいレンズ
今回は僕の所持しているレンズと直近で欲しいレンズといずれは欲しいレンズと気になるレンズを紹介して一言添えます。
基本的には、Lレンズは買わずに安く済ませて、ズームは記録用、単焦点は作品用というスタンスです。レンズシステム構築の参考になれば幸いです。
所持しているレンズ
ズーム
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キヤノン EF24-85mm F3.5-4.5 USM(標準ズーム)
ヤフオクで1万円で入手しました。とても古いレンズですが、スペックはなかなか良いです。特筆すべきは24mmから85mmという痒いところに手が届く焦点距離、F3.5-4.5という若干明るいF値、軽量(380g)、そしてフルタイムMF(リングUSM)です。フィルム時代のレンズなのでデジタルの撮像素子に最適化されておらず、若干線が太くシャープさにかける印象ですが、スナップ用のレンズとしてはとても使いやすいです。購入の際は、気泡がレンズ内に発生していないか要チェックです。 -
タムロン SP AF 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD(望遠ズーム)
動物園の動物やダンスのステージを撮るときに標準ズームだけでは対処しきれず、購入しました。手持ちのレンズの中では最も高価で、中古で25,000円でした。タムロンのレンズの中でも有名なだけあって、素晴らしい色乗りとボケ具合です。さらにこの価格で手ブレ補正がついていて本当にありがたいばかりです。とはいえ重いので明確な意図がないと持ち出しずらいレンズでもあります。これを使うと鳥はあまり近寄れないので600mmくらいほしくなってきます。
単焦点
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ヨンヌオ YN 35mm F2(準広角)
以前にレビューしたYongnuoの単焦点レンズで、Amazonで14,000円です。樽形歪曲、周辺光量落ち、逆光に弱いなどレンズ自体の性能は低いです。35mmの画角が好きなので将来的には買い換える予定ですが、とりあえずそんなに不満はありません。 -
キヤノン EF50mm F1.8 STM(標準)
EOS5Dと同時に購入した単焦点レンズです。普通は標準ズームを買うと思いますが、単焦点を先に買うという選択は間違っていなかったと思います。しかし、50mmという画角が僕には使いこなせず35mmでカバーできてしまうので売却を考えています。50mmで撮った写真の独特な距離感も好きですけどね。
直近で欲しいレンズ
単焦点レンズ
- タムロン SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1(マクロ)
直近で欲しいのはタムロンのマクロレンズだけです。僕は気合の入った写真は2本の単焦点レンズで撮れるようにレンズシステムを構築しようと考えています。28mmと50mm、35mmと85mmという組み合わせが多いようですが、1本は万能なレンズでもう1本はポートレートを綺麗に撮れるレンズにしたかったので35mmと90mmという組み合わせにしました。85mmではなく90mmにしようと考えている理由は昔の記事で書いているように何でも撮れるようにするためです。35mmも90mmマクロも寄れるのでどちらも常用にできそうです。
いずれは欲しいレンズ
ズームレンズ
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シグマ 15-30mm F3.5-4.5 EX DG ASPHERICAL(超広角)
標準ズームの24mmと28mmも使いこなせてないので超広角の購入はまだまだ先になりそうですが、買うとしたらこれか、タムロンの17-35mmF2.8-4になるかと思います。超広角はその性質ゆえ意図しないものまで写り込みやすいので単焦点よりは画角を変えられるズームの方が便利だと言われています。超望遠ズームも同様の理由です。このレンズは安価ですが、15mmをカバーしておりなかなか楽しそうです。 -
タムロン 28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD
旅行先やディズニーランドなど頻繁にレンズ交換できないところでは高倍率ズームが大活躍です。実際に僕も高倍率ズームがあればと思った場面も多々あります。このレンズは10倍を超える倍率ですが、手ブレ補正を搭載し画質も妥協がありません。強いていうならピエゾモーターではなく超音波モーターだったら最強といえたのですが、これはできるだけコンパクトに抑えるためしょうがなかったと思います。28mm始まりが若干物足りないのでSONYの24-240mmみたいなズームレンズを開発してもらいたいものです。 -
タムロン 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD(超望遠) 望遠が300mmでは足りないと思ったらこのレンズが気になると思います。シグマにもほぼ同じスペックのレンズがあります。APS-Cに付けるとテレ端960mmとなり重宝しそうですが、高価で重いので購入はかなり先ですね。
単焦点レンズ
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キヤノン EF35mm F2 IS USM (準広角)
ヨンヌオの単焦点を買い換えるとしたらこのレンズか、タムロンのF1.8になると思います。タムロンは最近単焦点のラインナップを充実させてきているのでこのレンズはかなり気合いが入ってそうです。他社との差別化のためか、F1.8という明るさと最短20cmという特徴があります。ピントリングが太めにできていて、接写時のMFのことも考えられていそうです。こちらも購入はまだまだなのでゆっくり決めたいところです。 -
キヤノン EF85mm F1.8 USM(中望遠)
やはりポートレートレンズも持っておきたいです。タムロンの伝説のマクロでどれだけポートレートが撮れるかわかりませんが、きっと欲しくなると思います。手ブレ補正付きのEF85mm F1.8 IS USMが発売されたら中古価格がかなり下がりそうです。 -
EF135mm F2L USM(望遠)
Lレンズの中では安く、135mmでF2を実現しているので全身を入れても背景を綺麗にボカすことができます。かなりワーキングディスタンスが遠くなるので使いやすいとは言い難いですが、このレンズでしか撮れない写真があります。実はキヤノンには200mmF1.8というレンズもあってこちらも気になりますが、お値段が跳ね上がるようです。 -
ケンコー 800mm F8 DX(ミラーレンズ)
次のスーパームーンや月食のときまでにこのレンズを手に入れて月の撮影がしたいです。マニュアルフォーカスのみで、しかも巨大なので月の撮影以外にはほぼ使えません。ベランダにセットして盗撮なんてしちゃダメですよ。
気になるレンズ
ズームレンズ
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EF8-15mm F4L Fisheye USM
カメラをやるなら魚眼も欲しいですね。このレンズはワイド端で魚眼、テレ端で対角魚眼となる面白いレンズです。純正のLレンズしか選択肢がないのがニクいです。 -
タムロン SP AF28-75mm F/2.8
これもタムロンの名レンズです。F2.8通しながら軽量コンパクトしかも安価です。広角望遠ともに物足りない焦点距離ですが、そこは腕でカバーです。
単焦点レンズ
- レンズベビー Composer Pro Sweet 35mm
このレンズがどういう分類になるのかはわかりませんが、とりあえず単焦点であることは確かです。言葉ではうまく説明できませんが、球面収差や非点収差などの本来補正すべき収差をあえて残して、あるいは収差をさらに強調して独特な画を作り出すレンズです。海外ドラマのオープニング風な写真になります。