使いにくいカメラのストラップとおさらば!Peak DesignのSlideは理想的な速写ストラップ
アメリカのカメラアクセサリーブランドPeak Designの速写ストラップSlide(スライド)を長年使っていて、手放せなくなっています。
特に重い一眼レフや望遠レンズ使用時には欠かせません!
これからの季節、秋は運動会で冬は野鳥と、望遠レンズを持ち出す機会が多くなると思うので、ぜひ検討してほしいです
良いところだけでなく、しっかりと悪いところもレビューしていきます。
- 10秒でわかる!Peak DesignのSlideのメリット・デメリット
- Peak DesignのSlideの使い方
- Peak Designのスライドのメリット
- Peak DesignのSlideのデメリット
- まとめ
10秒でわかる!Peak DesignのSlideのメリット・デメリット
まずは簡単にPeak DesignのSlideのメリットとデメリットをまとめておきます。
メリット
・ストラップがスライドするので撮影がスムーズ
・カメラを提げるときの首への負担が減る
・レンズが下を向くので大事なレンズをぶつける心配が減る
・ストラップが邪魔なときは簡単に取り外せる
・ストラップの長さ調節が簡単
・プレートがアルカスイス互換なので三脚への取り付けが簡単
デメリット
・ストラップが丈夫すぎて畳みづらいのでかさばる
・プレート使用時にテーブル等の上に置くときにカメラが安定しない
・カラーバリエーションが少ない
現在、Amazonで売られているのは後継モデルですが、大きな機能は変わりません。
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- 出版社/メーカー: ピークデザイン
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使ってみたくなりましたか?
それでは詳細なレビューに入っていきます。
Peak DesignのSlideの使い方
Slideの商品内容
購入するとメインとなるストラップが1点と、
細々とした部品が入っています。
左から、カメラ下部に取り付けるプレート1点、コネクターが4点、六角レンチが1点です。
それではカメラへの取り付け方を紹介していきます。
カメラを首から提げるスタイル (おなじみ)
完成図はこちら。
よく見るカメラのぶら下げ方ですね。
まずは2つのコネクターをカメラについてる穴にひっかけます。
両側ともコネクターを付けるとこんな感じになります。
見ての通り、コネクターの紐はタフに作られていて形状を維持してくれます。
次にコネクターをストラップに付けます。
ストラップ先端の穴にワンタッチで差し込むだけなのでとっても簡単です。
カチッと音がします。
実際に首から提げてみるとこのようになります。
このスタイルのメリットとしては、ストラップが簡単に着脱できることくらいしかなくてSlideの真価が発揮されていません。
王道の使い方はお次。
カメラを肩から提げるスタイル (断然オススメ!)
完成図はこちら。
このような持ち方を街で見かけることは少ないですが、感度の高い人はすでに使い倒してます!
さきほどは使っていなかったプレートの登場です。
このプレートにコネクターを付けます。
六角レンチで締めます。
きつく締めたいときは六角レンチ推奨ですが、出先などでは溝にコインあてがって回すことができます。
こういうちょっとした気遣い、嬉しいです。
肩から提げると独特のスタイルになります。
レンズが下を向いているところがポイントです。
コネクターの取り付け位置はレンズ側から見て右がオススメです。
そうすると、
カメラの右側には何もないのでとても持ちやすくなります。
もちろん、両側にコネクターを付けて肩から提げることもできますがファインダーを覗きづらいのであまりオススメしません。
さて、ここからは客観的にSlideのメリットとデメリットを書いていきます。
Peak Designのスライドのメリット
①ストラップがスライドするので撮影がスムーズ
スタンバイ時はこの状態です。
撮影のときはカメラを上に持ち上げることになります。
注目してほしいのはストラップの位置。
肩からカメラを提げると、撮影時にストラップをスライドさせる必要があります。
工夫のないストラップだとこのときに使いづらさを感じるのですが、
Peak DesignのSlideのベルトはシートベルトのような素材でできているので、服の上をするすると滑ります。
このおかげでスタンバイから撮影までがとってもスムーズです。
②カメラを提げるときの首への負担が減る
③レンズが下を向くので大事なレンズをぶつける心配が減る
この2つはカメラ好きの悩みの種だったのではないでしょうか?
ストラップを肩にかけ、レンズを下向きにすることができるので余計な心配がなくなり、いつもより撮影に集中できます。
④ストラップが邪魔なときは簡単に取り外せる
上に書いた通り、ストラップの着脱はワンタッチなのでとても簡単です。
カメラを持ったまま歩き回らないときや飲食店の中など、ストラップが必要ないシーンは意外とあるのでこの機能は便利です。
⑤ストラップの長さ調節が簡単
ベルトがスライドしやすいということは、長さ調節のときもスライドしやすいということ。
撮影しないときは短くして身体に密着、撮影のときは少し長くして取り回しやすくするということも可能です。
⑥プレートがアルカスイス互換なので三脚への取り付けが簡単
最近この機能のお世話になって便利さを実感しました。
プレートはアルカスイスという三脚の共通規格に準拠しているので、三脚にスライドさせるだけで固定が可能です。
速写ストラップは三脚との相性が悪いものもあると思いますが、Slideはその心配がありません。
まさに痒いところに手が届いています。
Peak DesignのSlideのデメリット
①ストラップが丈夫すぎて畳みづらいのでかさばる
こちらは後継モデルで少し改善されたようです。
ベルト部分の質感や素材は車のシートベルトそのもの。
フニャフニャではなく頑丈なので折りたたんでもすぐに伸びてしまいます。
カメラバッグに収納するときに少し不便さを感じます。
②プレート使用時にテーブル等の上に置くときにカメラが安定しない
Peak Designのスライドはほとんどプレート使用となると思いますが、カメラの下が出っ張ってしまうのでテーブルの上などに置くと少し傾いてしまいます。
大きめのレンズなら少し不格好になるだけですが、パンケーキレンズなどの小さいレンズを付けていると、テーブルと接触する部分が少なくて不安定になってしまうので注意が必要です。
③カラーバリエーションが少ない
ハイアマチュア以上の使用者が多いこともあってカラーはブラックとグレーのみです。
いろんな人がカジュアルに使うようになればカラーバリエーションが増えるかもしれないですが、あまり期待できなさそうです。
まとめ
Peak DesignのSlideを長年使っていて感じたメリットとデメリットを正直に書きました。
速写ストラップはたくさん出回っており、安くない買い物なので失敗はしたくないと思いますが、Peak Designは自信を持ってオススメできます。
その証拠にPeak DesignはCaptureやバックパックなどクオリティの高い製品が多いです!
じっくり考えた上、購入する際はこのブログへの出資だと思って下のリンクを経由してくれると嬉しいです。
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それではまた!