横浜スナップは手ブレ補正付き大口径ズームで | TAMRON SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD レビュー
大口径ズームに手ブレ補正という新しい価値を提案したタムロンのSP 24-70mm F/2.8 Di VC USDを紹介。
横浜中華街の食べ歩きでは大活躍でした!
今回も街ブラと写真をどちらも楽しみながら読んでもらいたいです。
- タムロン SP 24-70mm F/2.8 Di VC USDの3つのすごいところ
- CANON EOS5Dとタムロン SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD (A007)による横浜での作例!
- まとめ
タムロン SP 24-70mm F/2.8 Di VC USDの3つのすごいところ
タムロンは高倍率ズームとマクロレンズが有名ですが、純正に劣らない性能で安価な大口径ズームを出していることも特徴です!
そんなタムロンのSP 24-70mm F/2.8 Di VC USDの特徴はこの3つ!
①純正レンズにも負けない高い光学性能
このレンズにはSPという名前が付いていますが、それは"Super Performance"の頭文字。
2012年発売と聞くと少し古い感じがしますが、なんと後継機のSP24-70mm F2.8 Di VC USD G2 A032とレンズ構成は全く同じ。
TAMRON SP 24-70mm F/2.8 Di VC USDの時点で光学性能は完成されていると言っても過言ではないです。
G2との違いはデザインやコーティング、手ブレ補正段数など。
新しいから全部良いというわけではないので慎重に選びたいところです。
②撮影シーンが広がる強力な手ブレ補正
実はこのレンズ、標準大口径ズームにはじめて手ブレ補正を搭載したエポックメイキングなレンズ。
それまでF2.8の明るさがあればシャッタースピードを稼げるから手ブレ補正はいらないと思われていたのですが、タムロンはあえて搭載しました。
手ブレ補正は4段なので普段の16倍のシャッタースピードでもブレない写真が撮れます。
夜間でもブレずに撮影できるのはもちろんですが、ISO感度を下げたりF値を上げたりできるので画質向上に繋がるのも見逃せません!
③中古価格は5万円台(純正新型の約3割)
新品価格は8万円台であまり下がっていませんが、中古価格は5万円台まで下がってきています。
新しめで手ブレ補正付きの大口径標準ズームとなると各社かなり強気な価格なので、タムロンの価格はバーゲンプライスと言っていいです。
「純正が欲しいけど今は手が出せない」そんな人はこのレンズを買って、お金が貯まったら純正を買うという選択肢もありかなと思います。
TAMRON 大口径標準ズームレンズ SP 24-70mm F2.8 Di VC USD ニコン用 フルサイズ対応 A007N
- 出版社/メーカー: タムロン
- 発売日: 2012/06/02
- メディア: エレクトロニクス
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ここはちょっと残念!
いくつかデメリットを隠さず書いておきます。
・AF速度や精度に不安が残る
通信周りの弱さはサードパーティ製レンズの宿命ですね。
AFの動作に遅れが出たり、ピントがずれたりするのは極稀に起こってしまうものと考えたほうが良さそうです。
シビアな条件下で撮るプロには勧められませんが、趣味で撮っている分にはさほど困りません。
・デザインが古臭い
タムロンは2015年の新SPレンズシリーズからデザインを一新しましたが、それ以前のレンズはどこか野暮ったく垢抜けない印象でした。
一部、このデザインが好きという人もいるようですが、一眼レフとのトータルでのバランスを考えるとG2のデザインの方がベターだと思います。
CANON EOS5Dとタムロン SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD (A007)による横浜での作例!
今回の作例は、CANONのフルサイズカメラを使って撮影しました。
現像はRAWで撮影して一部露出補正し、Adobeのカメラプロファイルで吐き出しています。
みなとみらい〜元町公園〜中華街という王道デートコースでお手並み拝見!
みなとみらいにて | 24mmスタートの恩恵は想像以上
以前、似たようなスペックのタムロンSP AF28-75mm F/2.8をレビューしましたが、ビックリするくらい使い勝手が違いました。
広角側が24mmスタートだと広い視野で景色を見ることが重要になってきます。
さらにレンズが大きく重いのでフットワークは少し重くなりますが、その分1枚1枚しっかり撮ろうという気持ちになってきます。
若干の歪みを感じますが、かなり抑えられています。
大きな誇張のない素直な写りです。
このスペックのレンズは最短撮影距離が40cm前後なのでこれが限度です。
もう少し寄れたらと思うことはあります。
24mmは遠近感が強いので寄っていくと面白い写真になります。
解放だとボケも得られるので合成写真のような不思議な感じです。
アクセントが欲しかったのでノーファインダーで撮ってみました。
こんなときに手ブレ補正があると安心です。
フレーミングとの兼ね合いで24mmよりは33mmくらいが収まりがよかったです。
6.3くらいまで絞るとレンズの性能はMAX。細かい部分まで緻密に解像しています。
慣れない24mmという画角に使われている感があります(笑)。
広角側だと四隅が少しくらくなるのでF4くらいがちょうどいいかもです。
24mmの画角は昔シグマの単焦点レンズで使い倒したので下の記事をご参考に♪
元町公園にて | やはりスナップが得意分野
標準大口径ズームというと、写真家がアジアやアフリカの子どもたちを撮ってるという勝手なイメージがあります。
実際、24mmから70mmという画角はそういうスナップ風の撮影にかなり向いていると思います。
どう撮っても破綻のない写りなので自分が上手くなったのかと錯覚してしまうときがあります。
年々、50mmという画角が好きだなーと感じています。
撮影したときの状況をダイレクトに伝えるにはぴったりです。
子どもたちが絵の具を手に少しずつ書き足していきます。
写真の色乗りもお見事。
横浜中華街にて | 食べ歩きには手ブレ補正が大活躍!
そのまま中華街という定番コース。
最近オールドレンズを使ってばかりだったので写りに感心してばかりです。
3連休ど真ん中ということもありいつも以上の賑わいでした。
ゆっくり立ち止まることはできないのでスピーディーな撮影を心がけました。
ここからは食べてばかりになります(笑)
タピオカミルクティーを飲むつもりが、注文直前でミルク氷のマンゴーかき氷(¥660)にしました。
はじめて食べたけど氷がしっとりしてておいしい!
報道写真風な1枚。
どうやらお店を取り壊しているようです。
お次はフカヒレ入り肉まん(¥300)
久しぶりに肉まんを食べたらこんなに食べごたえあったっけって思いました。
食べ歩きしながら、片手で写真が撮れる。
なかなか良いレンズです。
まだ食べるのかという感じですが、最後はハリネズミまん(¥100)
とっても可愛くて美味しくて安いのが魅力。
ドーナツのような生地の中にカスタードが詰まっています。
6匹で¥500なのでお土産にもGoodです。
関内〜野毛、そして横浜 | 1本で何でも撮れるのが素晴らしい
たくさん食べたので喉が乾きました。
横浜スタジアム近くのMORIVA COFFEEで一休みです。
モリバブレンドはなんと¥170。
チェーンっぽさがなくこだわってそうなコーヒーがリーズナブルに飲めるのは嬉しい限りです。
このあと横浜に来たらこれ!というものを食べるため、歩いてお腹を空かせます。
関内のあたりは外国の人が多く住んでいるので街並みも異国情緒を感じます。
この時期に?という感じですが神輿を担いでいました。
野毛に差し掛かろうというところ。川に沿ってスナックや居酒屋が軒を連ねています。
こんなところがあったなんて、横浜に6年通っていた自分も知りませんでした。
はしご酒が楽しそうですね。
最後は横浜で吉村家の家系ラーメン!
大学2年のときの舌の感覚は間違っていませんでした。
さっぱりしているけどコクがあると思います。
やっぱり美味しい。
まとめ
タムロンのSP 24-70mm F/2.8 Di VC USDのすごいところと作例をご紹介しました!
今回はじめて標準大口径ズームを使い込んだのですが、どの焦点距離とF値を選んでも解像力が高いことにいまさらながら驚きました。
特にこのレンズは中古だと5万円台で手ブレ補正付き。
撮影、観光どちらも全力で楽しみたいアナタにオススメです!
TAMRON 大口径標準ズームレンズ SP 24-70mm F2.8 Di VC USD ニコン用 フルサイズ対応 A007N
- 出版社/メーカー: タムロン
- 発売日: 2012/06/02
- メディア: エレクトロニクス
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