カメラのキタムラの中古コーナーには掘り出し物があるかも②

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クローズアップレンズだけじゃなく、C-PLフィルターも安く買えました♪

 

こんにちは、ちびたです。
今日は昨日の続きで、カメラのキタムラで手に入れたC-PLフィルターのレビューです。
新品で買うと6,500円くらいするものが、中古で300円でした(!)。枠に大きな傷とフィルター面に細かな傷があったので、レンズごとアスファルトに落としたんじゃないですかね。
幸いタムロンの望遠ズーム、A005に付けるので、望遠という性質上そんなに傷は画質に影響しないと思います。
C-PLフィルターとは、物の余分な反射光をカットできるものです。代表的な使い方としては、水面の反射を減らして水中まで写したり、空気中のチリの反射を抑えて空を深く青くしたり、木々の葉のテカリを抑えて鮮やかにしたり、ガラスの反射を抑えたり様々です。要は、反射光カットとコントラスト上昇です。前面の枠を回転させて一番効果の得られるところで使います。
では、サンプルです。

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F8 SS1/320 ISO400


空と屋根を撮ってみました。これはこれで良さそうですが、空が平凡ですね。
続いて、最もPLの効果を強めた写真。

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F8 SS1/160 ISO400


シャッタースピードが遅くなっているので、効果が数値でもわかります。太陽との角度が45度付近なので最も効果が出やすい90度付近の空が色濃く出ています。屋根の露出は変わらずに空が綺麗にできるのはお得です。
そして、少し逆行気味のショット。

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F8 SS1/100 ISO400


太陽光の反射で葉っぱと車のフロントガラスが光っていますね。なんだかパッとしません。
次にPLフィルターで余計な光をカットした写真です。今回はかなりわかりやすい効果が得られています。

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F8 SS1/60 ISO400


手前から見ていきましょう。左下の緑の葉が白飛びせずに鮮やかになっています。右下の黄色やオレンジの葉もくっきりです。
次に車です。フロントガラスの反射がなくなって車内までしっかり写っています。ボンネットの反射もなくなっています。
最後は右奥の影の部分です。PLフィルターを使うことにより光が抑えられて影が濃くなっています。ここまで来ると間違い探しですね(笑)。

自分で使ってみて、PLフィルターが風景の必需品と言われる所以がわかりました。望遠レンズで撮った綺麗な風景を見て、望遠厨ぶりが加速しそうなときにPLフィルターを手に入れたことに運命を感じます。PLフィルターの注意点をまとめておきます。

・ファインダーが暗くなる
・レンズに入る光量が減り、シャッタースピードが遅くなる
・ PLフィルターを付けない方が魅力的に撮れる場合もある(常用は危険) 

これを頭に入れておきながら、来たる春の桜を綺麗に撮れるように今から精進します!笑

 
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