EF50mm F1.8 STMは初めての単焦点にオススメ!長く使える万能レンズ
CANONで最も有名な単焦点レンズと言えばEF50mm F1.8 STMです。
ボケるし寄れるし軽いし安い。
でも意外とどんな写真が撮れるかピンと来ないのでは?
今回は20枚を超える作例とともにレビューしていきます!
EF50mm F1.8 STMの4つのすごいところ
詳しいスペックの説明やメーカーHPや他のブログにおまかせするとして、
ここでは簡単にEF50mm F1.8 STMの長所を書きます!
①F値が小さいのでよくボケて夜景に強い
最大の特徴はズームレンズでは味わえない、うっとりするような綺麗なボケ。
F値が小さいということは、たくさんの光を取り込めるため夜景レンズにもぴったりです。
夜景の作例は後半でご紹介します!
②クローズアップして写せる
実はこのレンズ、カメラから35cmでもピントが合うという特徴も持っています。
寄れるとさらにボケも大きくなるので写真の幅がぐんと広がりますね。
③小さくて軽いのでカメラがもっと好きになる
重さはわずか160g。
一眼レフは思いという固定観念が吹っ飛びます。
軽いレンズだと気持ちも軽くなるのでいつもと違う写真が取れたりしますよ!
④めちゃくちゃ安い!
ボケて寄れるレンズだからさぞお高いのでしょう?と思うかもしれませんが、なんと破格の14,000円(2018年10月3日現在)。
あまりに高いと手が伸びませんが、これくらいの価格なら「ちょっと買ってみるか」くらいの感覚でポチれるので嬉しいですね。
Canon 単焦点レンズ EF50mm F1.8 STM フルサイズ対応 EF5018STM
- 出版社/メーカー: キヤノン
- 発売日: 2015/05/21
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
ここはちょっと残念!
もちろん良いことばかりではありません。
①慣れが必要な焦点距離
慣れればいいと言われればおしまいですが、スマホやズームレンズに慣れた人にとっては50mmというレンズは少し使いづらいです。
広く写るわけでもなく、遠くが写るわけでもないので、代わりに自分が動かなければ良い写真は撮れません。
自分が動くことで写真に変化を付ける練習にもなるので、写真教室などではまず50mmから教えることもあるようです。
特に、EOS KissなどのAPS-Cのカメラにつけた場合は1.6倍拡大されてしまうのでこれ一本で何でも撮るのは難しくなります。
②外装がチープ
コスト削減のため、外装はプラスチックになっていますが少し安っぽいです。
写りには影響ありませんが、個人的には作りがしっかりしている方が所有感があって、撮るときの気分がアガります。
③AF性能が少し不満
お世辞にもオートフォーカスは高速とは言えません。
また、ピントが迷うこともあります。
ここもコストが影響していると思うので割り切りが必要ですね。
EF50mm F1.8 STMとCANON EOS 5Dで撮った作例
工夫しながら撮るのが楽しい!
このレンズをめいっぱい楽しむならぜひ他にはレンズを持たないでください。
たった1本のレンズでいい写真を撮るにはどうしたらいいんだろう?と考えながら撮るととても楽しいです!
いつもよりぐぐっと寄ってみると画面が被写体でいっぱいになるので一味違った写真になります。
F1.8ととってもボケるから手前の亀はミニチュアみたいにボケてます。
ビギナーズラックとしか思えない自信作。
コスモスとアゲハチョウのバランスが絶妙に決まりました。
結構近くで撮っているので、クローズアップ撮影ができるこのレンズならではの写真です。
打って変わってシャキッとした写真を。
絞らなくてもコントラストはかなり高いです。
金属を写してみるとピントの鋭さがよくわかります。
よくボケるレンズなので、メインの被写体をあえてボカすという遊びもできます。
ピントとボケとの対比が好きです。
かなり加工してしまった写真なので参考になるか怪しいです。
あえて四隅を暗くして夕暮れっぽい色合いにすると、懐かしいような物悲しいような写真になりました。
画質もいいので無茶な加工にもかなり耐えてくれます。
夜景や暗いところに強い!
ここからは夜景や暗いところでの写真をご紹介します。
1枚目からすごいインパクトですね。
これはクロスフィルターという特殊なフィルターをレンズ先端に取り付けてとりました。
クロスフィルターはこちら↓
Kenko レンズフィルター R-クロススクリーン 49mm クロス効果用 349205
- 出版社/メーカー: ケンコー
- 発売日: 2002/02/23
- メディア: エレクトロニクス
- 購入: 1人 クリック: 1回
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使いすぎるのはよくないですが、たまにアクセントとして装着すると楽しいです。
夜景を撮ってもブレずに撮れるのは単焦点ならでは。
冬はどこもかしこも夜景が綺麗になるので1本夜景用レンズを持っておくと心強いです。
水しぶきと玉ボケもこんなに綺麗に。
文句のない写りです。
線の細いものを写してみると全然違う印象になるから不思議です。
開放からこの解像度。
安くても画質への妥協は全く感じません。
カメラが古いのでノイズがのっていますが、あえてアウトフォーカスにして遊んでみました。
スカイツリーなど強烈な個性のある被写体との相性がいい撮り方です。
雰囲気がいいけどスマホでは諦めてしまう暗さお店でもこの通り。
一家に一台あると嬉しいレンズです。
ちょっとブレちゃいましたが、意外とディズニーランドでも活躍の場があります。
スターツアーズのドロイドたちって可愛いですよね。
同じ日に乗ったプーさんのハニーハント。
ここも意外と暗いのですが、EF50mm F1.8 STMならこの通り雰囲気まで写し込んでくれます。
実は水族館でも使い勝手のいいレンズです。
水中だと空気中よりもピントが遠くに行ってしまいますが、元々最短撮影距離の短いこのレンズなら問題なし。
ストレスフリーで撮れます。
最後は再びクロスフィルターを使った写真。
この記事を読んでくれている季節がいつかわかりませんが、クリスマスが待ち遠しくなる写真です。
EF50mm F1.8 STMの魅力、伝わりましたか?
まとめ
たくさんの作例と共にEF50mm F1.8 STMの魅力をご紹介しました!
50mmレンズはちょっぴり使いづらいけどいろんな撮り方ができる楽しいレンズです。
あなたの機材の一員に加えてあげみてはいかがでしょうか??
Canon 単焦点レンズ EF50mm F1.8 STM フルサイズ対応 EF5018STM
- 出版社/メーカー: キヤノン
- 発売日: 2015/05/21
- メディア: エレクトロニクス
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