Peak DesignのLens Kitを自作してみた

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Lens Kitがほしくて似たようなものを自作してみました。

  

こんにちは、ちびたです。
今日のGunosyのニュースをご覧になったでしょうか。Peak Designという、カメラのアクセサリー類を手掛けるメーカーが一眼レフのレンズ交換を劇的に便利にするアイテム、Lens Kitを発表しました。詳しくはGunosyの記事をご覧ください。

とても便利そうなアイテムで思わず「ほしい…」 と声が漏れました。でも…お高いんです。49.95ドルとなっていますので、日本円にして6,000円程度です。安い中古レンズばかり漁ってる僕には手が出せません。これ買うくらいならレンズ買いたい。ベルトに取り付けられたり、取り付け部が回転する機構もオーバースペック。

僕はこういうのを見ると自作できないか考えるタチです。今回もトライしました。
容易するのはレンズリアキャップ2つとカメラ本体のキャップ、そして強力な両面テープです。

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まずはリアキャップの片方に細く切った両面テープを貼ります。僕は均等に力がかかって接着できるように3ヶ所にしました。ポイントは、リアキャップは中央が凹んでいて、外側が少し高くなっているので外側に貼ることです。

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次にリアキャップ二つを取り付け、片方にボディキャップをはめます。ボディキャップはなくても大丈夫ですが、ホコリやゴミを気にするのであれば付けておいたほうがよいでしょう。

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すでにみっともない見た目になっていますが続けます。 これをレンズに装着!

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チェスのルークみたいになりました。完成です。
レンズに高さが出ますが、これでレンズ交換はかなり楽になるはずです。この自作Lens Kitを作る前と作った後でレンズ交換がどう変わったか順を追って見ていきましょう。

Before
1.カメラからレンズを外す。
2.外したレンズにリアキャップを付ける。
3.新たに取り付けるレンズのリアキャップを外す。
4.カメラにレンズを取り付ける。

After
1.カメラからレンズを外す。
2.自作Lens Kitに外したレンズを装着する。
3.カメラに別のレンズを取り付ける。
 
文章にすると分かりづらいかもしれませんが、実際の場面を想像してみれば、レンズ交換が素早く、しかも立ったままでも簡単に行えることがわかるかと思います。とても便利です。ベルトにぶら下げたりはできませんが、交換レンズをぶら下げて歩くのは怖いので僕はこれで十分です。それに、持っていくレンズが3本以上になってくると3本目以降のぶら下げ機構は邪魔です。
あとはこのルークみたいな見た目ですね。薄くて両側がリアキャップになっている商品を出したらバカ売れするんじゃないでしょうか。
今回は手持ちのレンズのリアキャップを使いましたが、すべてのレンズにこの自作Lens Kitを装着しようと思うと数が足りません。それに、純正のリアキャップに糊がついたら嫌ですよね。なので、リアキャップはこちらが安くてオススメです。 

No brand キャノンEFマウントレンズ用リアキャップ

No brand キャノンEFマウントレンズ用リアキャップ

 


貼り付けに使った両面テープはちょうど家にあった、ニトムズのはがせる強力両面テープです。 
こちらははがせるといってもゴミがついたりすると接着力が弱くなります。また今回のような使い方だと面積が小さすぎて本来の力を発揮できていないように思うので他の方法も模索してみたいと思います。
今考えているのはレンズキャップに強力な磁石を貼り付ける方法と、レンズキャップ同士を側面から黒いテープで巻いて固定する方法です。
また進展があったら報告したいと思います。いい方法があったらコメントに書き込んで頂けると幸いです。 それでは、良いカメラライフを。