最高に綺麗な星空を撮るための5つの条件
冬は星が綺麗に撮れる季節!5つの条件が揃うと星が綺麗に撮れますよ〜
1月2月のこの時期って一年で一番寒いですよね。寒くて家にこもっていたいですが、カメラマンとしては星空が綺麗に撮れる季節として見過ごせません。
巷では星空を綺麗に撮れるレンズだとかカメラの設定がもてはやされてますが、「良い写真は良い被写体から」ということを忘れてはいけません。星空は季節や時間、場所によって姿を変える、難しい被写体です。
今回は撮影テクニックではなく、どうすれば綺麗な星空に出会えるかを考察していきたいと思います。
1.場所:周りが暗く、標高の高いところ
田舎の星空って綺麗ですよね。あれは街の明かりが少ないので星空が暗くなるためです。逆に都会では一晩中明かりが灯り、空が明るくなってしまって星を判別できません。また、星の光をより近くで見れるように標高の高いところへ行けるとベストです。
2.時期:冬(1月〜2月)
まずは大きな枠組から攻めていきます。星空を綺麗に写すには霞のない澄んだ空気の時期が一番です。 夏は夏で天の川が撮れますが、たくさんの星を写したいなら空気が乾燥している冬がオススメです。
3.月齢:新月
ここをないがしろにしていることが多いのではないでしょうか。月は思ったよりも明るく、満月の日は月が夜空を明るくしてしまい、星の光が目立ちません。夜空の黒と星の白のコントラストをはっきりさせたいなら月齢を調べて新月の日を狙いましょう。
4.時間帯:午前0時過ぎ
太陽が沈む時間と昇る時間のちょうど中間が空が最も暗くなり、良いでしょう。0時を過ぎても街の明かりが気になるようであれば、2時くらいに周りが真っ暗になってからのほうが星が見えやすくなるでしょう。
5.天気:晴れ
天気はもちろん晴れが最高です。晴れでも、雨が降った後だと湿度が高くなってしまうため霞が発生しやすく、オススメできません。
まとめ
この5つの条件を満たせば、肉眼でもうっとりするような星空に出会えるはずです。レンズやカメラの設定はそのあとの話になります。新月と新月は29.5日周期ですので、冬の新月は2月8日が最後です。3月9日はもしかするとポカポカ陽気かもしれませんので、綺麗な星景写真にチャレンジする人は2/8を狙いましょう!