各社のフルサイズミラーレスを見て思うこと
フィルムカメラからデジタルカメラへの大転換と同じような変化がカメラ業界に起きつつある。
今日CANONから待望のフルサイズミラーレスカメラEOS Rが発表された。
これで
SONY α7、α9
NIKON Z6、Z7
CANON EOS R
の3社からフルサイズミラーレスカメラが出揃う形となった。
各社のカメラには、クリエイティブなソニー、伝統を重んじるニコン、正統に進化するキヤノンというキャラクターが現れている気がする。
僕が遅れを取っていると感じたのはニコン。
上手く言葉で言い表すことはできないけど、心を揺さぶるような「ワクワクする発表会」じゃないと思った。
これからのカメラはレンズや可動部品などのメカ的要素だけでなく、ソフトウェアとの融合がキーになると思う。
なぜなら、ミラーレスカメラはもはやカメラという光学機器ではなく、レンズの付いたコンピュータだからだ。
しかし、ニコンは60年以上の歴史を持つFマウントを捨て切ることはできなかった。
伝統を重んじるあまり、時代の一歩先を行く製品開発ができなくなってきている。
一方のキヤノンとソニーはユーザーの反対を受けながらも然るべきタイミングで既存マウントを刷新し、進化し続けてきた。
カメラ業界は次の30年に向けて動き出した。
デジタル一眼レフではキヤノンと死闘を繰り広げたニコンだが、この数年のうちに大きな岐路に立たされることは確実だと思う。
※あくまで個人の見解です。気分を害してしまったらごめんなさい。
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